熊本を日帰りで行って阿蘇山の壮大さを感じた話

熊本県は多くの活火山や清流などがあることで知られています。

その中でも、阿蘇山は熊本で最も有名な活火山です。

今回はこの阿蘇山周辺を日帰りで観光しました。

この記事を見ると、下記のことがわかります。

この記事でわかること
  • 阿蘇山周辺を日帰りで廻るモデルルートがわかる
  • 阿蘇山以外も行こうとすると、時間が足りなくなる恐れがあるので、複数箇所に行きたい場合は注意が必要(ex.熊本市街、黒川温泉)
  • 車は必須、阿蘇山の火山活動レベルには常に注意

今回使ったプランと滞在時間

今回の旅行は旅行会社のプランを使用しないで、自分で飛行機の席とレンタカーを用意しました。

飛行機はJAL、レンタカーはタイムズを利用しました。

滞在時間は約11時間半です。

実際に行ったルート

今回は、阿蘇山を中心に火山博物館や、白川水源、赤牛カツを食べるルートで行きました。

熊本駅周辺も回りたかったので、行ってみましたが、時間が足りず、ほとんど回ることができていません。

阿蘇山の行程を減らすか、阿蘇山周辺のみを楽しむか、どちらかを選択すれば、もう少し名所が回れたかもしれません。

なお、当日の行動スケジュールは下記のようになっています。今回は、熊本駅周辺以外について紹介します。

  • 8:05 阿蘇くまもと空港着
  • 10:00 阿蘇火山博物館着
  • 11:00 草千里着
  • 12:00 阿蘇山上着
  • 13:00 白川水源着
  • 14:00 阿蘇 はなびし着
  • 15:30 どんどこ湯着
  • 17:00 熊本駅周辺通過
  • 18:30 阿蘇くまもと空港着
  • 19:45 阿蘇くまもと空港発

阿蘇くまもと空港

熊本県の玄関口の1つである阿蘇くまもと空港です。

2022年6月現在で、建て替え工事が行われており、今は仮設の建物で運営されています。

2023年3月23日から新しい空港の供用が開始されるそうです。

仮説とはいえ、お土産を買ったり、レンタカーを借りたり、食事をしたりする分には不自由なく利用することができ、基本的な空港の機能は備わっています。

現在だけ味わえる施設として、空港の展望スペースがあります。

通常、空港の展望スペースは、空港の屋上に設置されていることが多いですが、阿蘇くまもと空港では、駐車場の横にぽつんと設置されています。

通常の展望スペースでは上から飛行機を見ることが多いですが、横から公式に飛行機を眺めることができるスペースはここだけです。

いつもとは違った角度から見る飛行機を堪能してみるのも、いかがでしょうか。

阿蘇くまもと空港

阿蘇山

熊本県の代表的な活火山である阿蘇山です。

山自体は5つの岳からなっており、根子岳、高岳、中岳、烏帽子岳、杵島岳となっています。

活火山であるため、高頻度で立入禁止区域が変わるので、訪問する際は気をつけましょう。

阿蘇山の噴火警戒レベルは阿蘇山火山博物館で見ることが可能です。

今回、阿蘇山に関する観光地は、下記に記載する三ヶ所に行きました。

阿蘇火山博物館

阿蘇山のアレコレがわかる博物館です。

阿蘇山の噴火の仕組みや、他の活火山の所在地、阿蘇山がもたらした自然の恵みなどをみることができます。(館内は撮影禁止)

火山博物館の入場は有料となっています。

阿蘇くじゅう国立公園のビジターセンターも兼ねており、こちらの見学は無料でできます。

ビジターハウスは各地域の国立公園の場所と、阿蘇山に住んでいる生物が主に紹介されています。

また、ビジターハウスには売店が併設されており、阿蘇山の自然で育った牛が出した牛乳で作った、ソフトクリームや飲むヨーグルトを楽しむことができます。

なお、車で訪れる際は、駐車料金として、500円支払う必要があるので注意しましょう。

阿蘇火山博物館

  • 住所:熊本県阿蘇市赤水1930-1
  • 営業時間:9:00~17:00(最終入場16:30)
  • 博物館入館料:880円(大人、2022年7月31日まで)、1100円(大人。2022年8月1日から)
  • 駐車場利用料:500円(普通車、EV車は無料)
  • HP:http://www.asomuse.jp/

草千里

阿蘇山火山博物館の真正面に広がる野原は、草千里と呼ばれています。

また、その奥に見える山は、烏帽子岳(えぼしだけ)と呼ばれる阿蘇山の山の一つです。

近くでは、馬が放牧されており、実際に決められたルートを馬に乗ることができます。

烏帽子岳に向かって歩いたり、途中の湖に向かったりすることができます。

人が通った跡があるところを基本的には進む形ですが、遊歩道と言われるほどの道は整備されていません。

途中で高い段差や急な坂があったり、草の陰に馬のフンがあったりするので歩く際は気をつけましょう。

阿蘇山上

草千里から北へ進むと、阿蘇山上に着きます。

火山活動レベルによっては、山頂に登ることが可能ですが、私が訪れた時は入場規制がかかっていました。

近くには山小屋があり、火山灰にちなんだグッズやお土産を購入することができます。

火山灰でできたくまモン「わが灰」が販売されていておすすめです。

白川水源

日本の名水百選に選ばれるほど綺麗な水が湧き出ている水源です。

中の水源は水を汲んで持ち帰ることができます。持ち帰る容器は自分で用意してもOKですし、入場口で2Lのペットボトル容器を100円ほどで購入することができます。

水源の近くに、ひしゃくが置かれており、それを用いて水を汲む形になっています。

水は夏でも非常に冷たいので、物を冷やすことにも使えそうです。

阿蘇の綺麗な水を感じることができるスポットです。

白川水源

  • 住所:熊本県阿蘇郡南阿蘇村白川2040
  • 協力金(入場料):100円

阿蘇 はなびし

阿蘇地域はあか牛が有名で、あか牛にちなんだ料理を多く出されています。

はなびしではあか牛のカツが食べられる珍しいお店です。

ここでは、あか牛の「牛カツ重」を選択肢、オプションでだこ汁に変更しました。

あか牛と漬物、だこ汁、調味料としてポン酢と醤油がセットで出てきます。

だこ汁は、小麦粉を捏ねて団子状にしたものを、味噌汁にいれた汁物です。

あか牛のカツは一口サイズで食べやすくなっており、様々な調味料と楽しむことができました。おすすめは、ワサビをつけて食べるのが美味しかったと思います。

だご汁は、すいとんと呼ばれる汁物に似ているような感じで、懐かしい味がしました。

はなびしは、昼間のみの営業なので、訪れる際には注意しましょう。

阿蘇 はなびし

どんどこ湯

阿蘇山を登った後のふもとにある入浴施設です。

阿蘇山に登った後の身体を癒すことが可能です。

浴室内は比較的ぬるめの「ぬる湯」、比較的熱めの「あつ湯」、その中間の「ふつう湯」があり、サウナも完備されています。また、露天風呂も完備されています。

阿蘇山を登った後に、温泉に入ってリフレッシュすることができる施設となっています。

どんどこ湯

まとめ

熊本を代表する場所のひとつである、阿蘇山を中心にして日帰り旅行をしました。

熊本は名所が点在するため、1日で回ることが非常に厳しいものとなっています。

しかし、名所はひとつひとつ見どころが満載で、飽きない場所ばかりです。

活火山を間近で楽しむことができる、熊本県に一度訪れてみるのはいかがでしょうか。